【すぐわかる美術史】~簡単解説!宗教画編その3~

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こんにちは、タツヤです。
前回に引き続き宗教画の歴史をお伝えしていきます。
前回の宗教画はキリストが青年になった頃で終わりましたので、その続きからです。
前回をまだ見ていない人はこちらをご覧ください。https://www.pikosapu.com/post2962/

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イエス洗礼を受ける!

すくすく成長していったキリストはヨハネから洗礼を受けます。

洗礼とは頭部や体を水に浸し罪を洗い清めることです。
精神が浄化され新しい命を与えられたあかしとなります。

というかそもそもヨハネって誰なの!?、、、ですよね(笑)

洗礼者ヨハネはイエス様のお母さん、マリアの親戚であるエリサベトさんの息子、イエス様の親戚筋に当たり、ほんの少し年上ということになります。下の絵画でもちゃっかり出演してます‐。




そんなイエスが洗礼を受けると天が開かれ神の霊が鳩の形でくだり、イエスが神の愛する子であるという声が聞こえたという。。。。イエスキリストが関わるとすごい壮大ですね(笑)
その様子を下記の絵画で表現しています!

絵画を見ると確かに神の霊が白い鳩に姿を変えて描かれていますね、、、

ちなみ右にいる水をかけているヨハネが十字架を持っているのは、
イエス・キリストがじきに、十字架にされるということを意味しており、
左奥にあるナツメヤシという木は祝福や復活を意味しているみたいです!

「イエスキリストは十字架にされるが、復活するよ」ってことを描いた絵画なんですね、、

悪魔の誘惑!

洗礼を受けたイエスキリストは精霊(白い鳩)に導かれ荒野で40日間断食を行います。
イエスキリストの試練の時です!
そして下の絵画が荒野に向かうシーンを描いています!

すごいわかりやすい絵画ですねイエスキリストが荒野に行くのがすぐわかります(笑)

そして、荒野についたキリストは悪魔に様々な誘惑を受けます。


例えば、、、断食をしているキリストにパンを進めていたり、「飛び降りたら楽になるぞ」と誘ってみたり。。。そんなシーンを一枚の絵画で描いているので、キリストが二人います。


悪魔がキリストを誘惑しますが、さすがのキリスト下記の絵画の様に悪魔を跳ね返します。

ちょこっと豆知識
聖書によく出てくる悪魔ですが、もともとは天使!!
特にキリスト教のような一神教の宗教ではすべてのものは神が想像し生み出したとされているので最初から悪魔を作らないと考えられています。
なので悪魔は元々天使で、そこで反逆し地に落ちたものを指します。
その証拠として、悪魔界のボスとされているルシファーはラテン語で「光の子」という意味なのです。
ちなみに、地に落ちた衝撃でできたクレータが地獄になったという話もあります、、、

ジブリのカルシファーも「光の子」が由来になっているのかもしれないですね(笑)
多分、、、

そして悪魔に打ち勝ったキリストは仲間を集めます、これがよく聞く十二使徒といいます。

そこで多くの奇跡を目にしますが続きはまたの機会に、、、
最後の晩餐まであとももう少しなのであきらめずに全部見てください、、、、ではまたー!



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