【Illustrator】見落としがちなトンボの注意点

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紙媒体の印刷物をIllustratorで制作するにあたって「トンボ」の知識はなくてはならないものだと思います。「塗りたし」や「内3mm」などデザイナーの方が入稿時に一番最初に学ぶことかもしれません。今回はその「トンボ」について見落としがちな注意点をお話しします。

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アピアランスのトンボは基本使用しない

まずトンボの作り方には2種類あります。 「オブジェクト」→「トリムマークを作成」のトンボ(トリムマークと言う方もいると思いますがこの記事内ではトンボで書きます) 一般的にはこちらのトンボを推奨されていますので、必ずこちらのトンボをしましょう。

もう一つは「効果」→「トリムマーク」のトンボ こちらのトンボは印刷会社で認められていない場合が多いので入稿データには使用しないようにしましょう。 特徴としてはトンボのパス部分が選択できないのと、オブジェクトを拡大縮小してもトンボのサイズが変わらないことです。

トンボをつける前の注意点

トンボは選択しているオブジェクトのサイズに合わせて作成されます。

ガイドにはトンボは作成されません。

ここで注意が必要なのはオブジェクトの線に塗りが無いことです。

線に塗りがあるとどういう違いが出るのか見比べてみましょう。

オブジェクトの線に塗りがあると線の太さを含めたサイズにトンボが作成され本来決めていたサイズとは違うサイズになってしまいます。これを避ける為にも線に塗りが無い状態でトンボを作成しましょう。

まとめ

トンボは入稿する際に塗りたし3mmとテキストは内3mmに意識が行きがちだと思いますが、今回ご紹介した「アピアランスのトリムマークは使用しない」と「トンボを作成するオブジェクトの線に塗りを入れない」も参考までに気をつけて頂ければと思います。

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