日本人に馴染みの深いパスタですが、皆さんはどれだけ種類をご存知ですか?イタリア語であるパスタはそもそも粉もの生地全般を指すそうです。しかし現在では主に小麦を使って作る麺類の総称としているのが一般的とされております。驚くべきその数はなんと500種類以上!!
その中で日常で良く耳にするものは「スパゲッティ」や「フィットチーネ」などの長いパスタや「マカロニ」、「ペンネ」などの短いパスタでしょうか。ソースや用途によって使い分けるという様々なパスタですがその中でも見たことはあるが聞きなれない5つのパスタをご紹介します。
リガトーニ [ロングパスタ]
シチリア発祥で、ローマ周辺でよく用いられるパスタの一種。スパゲッティよりもやや太く、直径3-6㎜程、長さは25–30㎝くらいの中心に穴のあいた細長く固いパスタでこってりした濃厚なソースと合う。
ピチ [ロングパスタ]
手で丸くこねた太麺で、スパゲッティをさらに太くしたような形をしているトスカーナのシエナ県発祥のパスタ。食べ応えのあるピチも濃いめのソースとよく合う。バターやクリーム系をはじめ、ラグーソース、トマトソースとの相性も良く、ソースがよく絡むのが特徴。
ファルファッレ [ショートパスタ]
ロンバルディア州もしくはエミリア=ロマーニャ州が発祥地だといわれており、蝶ネクタイのような形をしており、イタリア語のfarfalla (蝶々)が名前の由来。トマト系やクリーム系など幅広いソースと相性が良く、また可愛らしい形からサラダやスープにも使用。
リガトーニ [ショートパスタ]
イタリア南西部のカラブリア発祥と言われる直径8~15mmとマカロニやペンネよりも太い筒状の形と、表面に入った波状の筋が特徴のショートパスタ。カルボナーラなどのクリームソースや、トマトを使った濃厚なソースで和えられる
クスクス [その他]
発祥は古くは北アフリカや中東といわれ、世界の幅広い地域で食べられている“世界最小のパスタ”。野菜や肉の煮込み料理として使用される事が多いが、炊き込みご飯のような調理法からサラダやデザートとしてなど地域によって幅広い食べ方がある。
以上です。写真を見ると何となく見覚えがあるかもしれませんが、実際、口にした事がないパスタがほとんどだと思います。同じ系統のソースでも形状が異なり食感の違いなどで楽しめるかもしれません。スーパーなどで、もし見かけたら一度、食べ比べしてみてはいかがですか。
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